五月祭
ベリー公ジャン一世が描いたとされる装飾写本「ベリー公のいとも豪華なる時祷書/5月 若葉狩り」の中で五月祭を祝う緑色の服を着た3人の女性の姿を見て、ふと五月祭行事が頭をよぎりました。五月祭とはヨーロッパ大陸に住んだケルト人達の樹木崇拝に遡り、毎年春の訪れる五月一日に五月祭を祝い森の樹木の精霊に秋の豊穣を願っていました。五月祭で着られる緑衣は妖精を象徴とする色でありこれは待ち焦がれた春の到来や夏の始まりを祝うために着られたそうです。こうした経緯がもとで手にしてみたいと思った品物です。商品題名が仮面舞踏会版ティンカーベルなので一度現実の喧騒を忘れ静かな非日常世界に浸り「例えば自分自身を見つめ直したりこれからの1年の豊穣を祝う意味で使ってみても面白いなと思いました。(^^)